トリプルファイヤー/エピタフ

ロックンロールが生まれてから何百万回と言われてきた中で、恐らく最もアホっぽくロックの終わりを告げる言葉で始まる、トリプルファイヤーの3枚目のアルバム。タイトでストレンジな演奏はそのままに、アレンジの幅は広がり、歌詞は深みを増している。冗談ではなく本当にロックは終わったのかもしれない。もしくは、終わらなかったロックはとうとうこんな場所にまで来てしまった。傑作であると、いまこのときはそう思った。

エピタフ

エピタフ